2016/05/02

御朱印をはじめよう 京都

Twitterなどで時折POSTしてる人がいたので気にはなってたのですが。
「御朱印」集め、結構やってる人がいるんですよね。

いわゆる神社やお寺で書いていただく神様仏様のサイン帖みたいなものですが、旅の記念にもなるし、なにより有難いものなのでこういうのを集めて少しは俗世間の厄を落とすのもいいかもしれないなと、ふと最近思うようになりまして。

昨今、私に限らず御朱印てのは静かなブームになってるようですが、これ受け売りですけど、感違いしてはいけないのは

御朱印はスタンプラリーではない

ということ。

神仏の教えや徳に触れて、その有難いお力を分けていただくことなので、参拝し、そのお寺や神社のいわれに触れて、いただいたら自宅の高く静かな場所へ置いておくものである、と。
集めることだけが目的になってはいけませんよ、ということを必ず念頭に置いておくべきでしょう。

私は一時期イスラム化しかけもしたものの、洗礼も受けたクリスチャンでありますが、だからといって神仏を否定するものではなく、その教えや歴史は崇拝しております、まぁ、このへんが日本人なんですかね。

実はあんまりそのつもりもなく行ったのですが、私の御朱印のはじまりは京都です。

日帰りで桜を見つつラーメンや蕎麦を喰おうと、妻と京都へ向かったのですね(麺類バカ)。


新幹線で新横浜を出るからにはシウマイ弁当を食べつつ(義務)、京都へばびゅーん。
京都へ行って京都ひとまわりしてその日のうちに帰るなんてちょっと昔じゃ考えられないことですが、世の中便利になったもんですな。

はっきり言うと京都というのは個人的にもあまりいい思い出のないとこなので、京都に対して一般的に皆様の持つような魅力はまったく感じないのですが、ラーメンは別。
以前、「ますたに」は行ったので、今度はもう一方の京都ラーメンを主目的に向かいました。

京都第一旭

お隣も超有名店ですが、こちらは東京にも支店があるので、ここでしか喰えない第一旭を選択。

だーん。



麺がとても特徴的で、スープもかなりイケますが、「麺を喰わせる」タイプのラーメン、大変美味しかったです。
この旅のラストに行ったのですが、なんといっても人気店、並ぶのは覚悟して行きましたがまさかの50分待ち。

並ぶのは分かり切ってたので一時間以上のマージン見てたのに、それでも帰りの新幹線に間に合うかどうかヒヤヒヤしながら喰うという事態に、京都駅に戻ったのが発車15分前で危ない危ない。

麺類バカとしては、京都なんだからやっぱにしんそばも喰わないとな、というので京都の元祖(もともとにしんは北海道のものなので、元祖を謳っているがホントの元祖ってのは北海道の江差なんじゃないかと思うんだけど、少なくとも京都中心に食べられてるにしんそばの元祖には間違いない)である「松葉」に立ち寄りました。


メニューとか、よくWEBなんぞで見る写真はそばの上にニシンの甘露煮がトッピングされてますが、繁忙状態になるとどうも流れ作業のようで、ニシンをはじめからぶっこんでその上に蕎麦とつゆをぶっかけるようです(笑)

おそらく、日本の観光地でいちばん「おもてなしの心」を求めてはいけないのが個人的経験から京都なので(笑)、こういう細かいことに文句言っても仕方ないですな、味はとっても旨いです…が、正直、他の駅とかで食べるにしんそばと比べて物凄く違うかというとあんまりそういう気はしません(笑)

余談ですが、個人的経験からいちばんおもてなしの心で迎えてくれるのは大阪です、はっきり言って人によっては「うざったい」「やかましい」レベルですww

閑話休題

そんなわけで、にしんそばを食べて松葉を出ますと、すぐそこが祇園のランドマーク、八坂神社なわけです。

ここが、私の御朱印行脚の出発点になりました。
本当は哲学の道に通じる桜を見るつもりで境内に入ったのですが、参拝のついでに妻が「御朱印を貰おう」と言いだしたのがはじまりです。

その時にはじめて買った御朱印帖。


色が気に入ったのと、あとでたいして気にすることじゃないと気付いたんですが、「○○神社」とか「○○寺」なんて書かれた奴だと、他の神社仏閣に持っていったとき失礼かなとか思ってこれにしました。
はじめて頂いたご朱印。


これがもう、すごい達筆で、目の前で書いてくれるんですよね、ちょっとこれに感動しました。
今はもうない秋葉原の「ミスター珍」のチャーハンが、作るのが見事で、その技見たさに毎日喰ってましたがそれのようなものというか(違う)、この技を他でも見たくなったってのもちょっとあったり。

八坂神社から哲学の道を通り抜けてバスに乗り、以前にも行ったことのある、あの陰陽師、安倍晴明を祀る「晴明神社」の御朱印が欲しくなりましてそちらへ。


御朱印くれるにはくれるんですが、この神社は御朱印そのものがスタンプ。ちょっとがっかりだけど、なんたってドーマンセーマン付きの有難い御朱印でございます。このあと神田明神などでスタンプ?型の御朱印には出会いましたが、私の行ったところではほとんどの場合、筆で書いてくれるようで、スタンプというのは少数例のようです。

ここからバスで数分行くと、有名な北野天満宮があります、さすが京都、神社仏閣には困らないですな。


若いお姉さんがさらさらっと書いてくれたもの、若いのにたいしたもんだなぁ。
で、そのすぐ裏手(徒歩数分)に、正直名前も知らなかった「平野神社」ってのがあります。
もしかして御朱印貰えるかなー、京都なんてしょっちゅう来るとこじゃないし、もう時間も遅いけど貰えるなら貰いたいなーとか思って、つい寄ってみたわけです。

これが


なんだこりゃ状態。



この平野神社って、実は桜で大変有名な神社らしく(あとで知った)、ほんとに何本桜があるのっていうくらい桜だらけというか、桜にまみれた神社。正直、京都のあちこちで桜見て回ったんですが、ここが一番凄かったです。


御朱印もいただけました、ちゃんと桜の印押してくれるんですね。

そんなわけで京都をひとまわり、もっとはじめから御朱印やる気になってれば京都なんて御朱印集めるには天国みたいなとこですが、ただひたすら集めるだけになってしまってもいけないし、このようなものかなと、ここで京都を後にしました。

ここで、私の御朱印集めがスタートしたわけです。

御朱印行脚 甲州編へ→こちら

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