2016/05/02

御朱印行脚 甲州

さて、京都で始めた御朱印ですが、諸事情から山梨や静岡方面によく行くので、今回もその行きがてら甲州の御朱印を頂こうかと出発いたしました。

今回は車、トヨタ・プリウス。


何度乗ってもこのジョイスティック型のシフトコマンダには慣れないなぁ…。


朝、横須賀を出まして車でタラタラ「恵林寺(えりんじ)」へ。

桜のシーズンとしては終わりかけでしたが、なかなかに見事な桜。


この恵林寺はかの武田信玄公の墓所でありまして、入口からもう孫子の「風林火山」を旗印としていた信玄公らしく


「心頭滅却すれば火もまた涼し」

とか。実に戦国武将っぽい。


いくらかお納めすれば内部を見て回ることもできます、二条城よりはるかにはっきりわかる「ウグイス廊下」とかありまして、たしかにこれは暗殺者がうっかり踏み込んだら一発だわ、と感動してまいりました。


御朱印がこちら。

せっかく甲州に来たのだから、蕎麦と名物鳥モツ煮を食べようと「鳥もつ煮」元祖系列の店に行ったのですが、めっちゃ混み。
そばセットをいただきました、コシがあってなかなか美味しかったです。





ホントはもうちょっと周囲も回りたかったのですが、もうひとつ行きたいところがちょっと距離があったので、武田不動尊恵林寺をあとにしてちょいと山登りコース。
タイトな峠道をプリウスの限界に挑戦しつつぎゅいんぎゅいん走ると、身延の山中にかの有名なお寺が。



「身延山」といえばこの寺を指すほどに有名な「総本山 身延山久遠寺」。

桜はこちらはちょっと終わりでしたが、ちょっと驚いたのが


樹齢四百年でござんす。さすが身延山総本山。うひゃー。


結構位のありそうなお坊さんに御朱印をいただきました。

中央に「遠塵離垢」の文字を実に見事な筆遣いで。

遠塵離垢とは「おんじんりく」と読みまして、「塵」は塵(ちり)、「垢」は垢(あか)のことから転じて、けがれと煩悩を意味するそうです、つまり

「けがれから遠ざかり、煩悩から離れること。」

を意味している仏教用語なんだそうです、ありがたや。

「ほう、武田不動尊から、遠路ようこそお参りくださいました」
などと言われまして、ちゃんと前の御朱印とか確認してるんだなーと…。

実は身延山の山頂にも奥院がありまして、ケーブルカーで登ればそこでも御朱印いただけるんですが、このときはタイムアウトで上がることができませんでした。

またの機会にお参りしようかと思っています。

身延山から山を下り、海側に抜けて、わりと行きつけになっちゃった湯河原の日帰り温泉に立ち寄って戻ってきたんですが



だーれもいなくて超貸し切り状態、休日の夜にこれでいいのか…

御朱印行脚 千葉茨城編に続く→こちら

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