なんか夜のうちに雨が行ってしまわれたようで、朝から妙にいい天気だったもので、ちょっと近所のお散歩に出ようかと、ぶらっと隣の市まで散歩して参りました。
久里浜から隣の三浦市はもう、すぐですんで。
京急久里浜駅から電車に乗ったら、普段にはないような乗車率。
そうなんです、今の時期、三浦海岸の河津桜が見ごろでして、都内からも沢山の人がやってくるのですね、間違いなくそういう方々です。
伊豆に行かずに三浦半島に来るあたり、あなたがた、お目が高い。
みさきまぐろきっぷ併用で港でうまいもんでも喰って帰ってくんな。
閑話休題。
そんなわけで、みなさん三浦海岸駅でごっそり降りるわけですが、こんな日に降りてしまうといきなりの人混み突入で疲れちゃいますので、隣の終点三崎口駅で下車して、先に腹ごしらえしようかと。
三崎口駅を出て、初声方面に坂を下ったいちばん底に、「まるい食堂」っていう食堂があります。
随分昔、三浦半島移住を志した頃、三浦市を歩きまわってお世話になったんですが、お店が新しくなったというのでちょっと寄ってみようかと。実際、店の位置も100メートルか200メートルくらい、駅側に移動しておりました。
ここの売りはやっぱりカツ丼とかたやきそば。
あっしはソースカツ丼にいたしました。
あいかわらずのいい盛りで、いや、たまらんですね、ケチ臭さなくて。
とてもジューシーでボリュームあって、しっかり食べたい人にはお勧めのお店。
嫁もかつ丼頼んだんですが食べきれなくて、あっしは1.2人前レベルのかつ丼堪能させていただきましたが。
ちなみに、ここのかつ丼とかって「上」ってのがあるんですが、「上」だといい肉になるとかそういうわけではないです。量が増えます。結構ボリュームあるです。
さらに余談ですが、もうひとつの名物、かたやきそば。
なんだったらネタで頼んでみるのも面白いです。
あっしは喰えそうにないので写真ないんですが、ボリューム食に自信のある方はぜひどうぞ。
写真撮っておけば話のネタになることは間違いないです。
お店から田んぼの中を歩いていけば、三浦海岸駅とその近くの桜の名所にも向かうことができますので、ぷらぷら歩いてそっちの方向へ。
何度も歩いた道なんですが、嫁に言われて気付いたというか、よくよく見ると、ここの並木ってちょっと変わってますわね。
なんなんでしょうな、この木。
「アメリカデイゴ」っていう、なんとマメ科の植物らしいんですが、季節によっては花でも咲くのかな、ちょっとどういう状況になるんだか想像つかないんですが、スリーピー・ホロウにでも出てきそうな木ですよね、ちょっと魔道モノちっくというか。
こんな立木を抜けていくと、河津桜の通りに出ます。
うまいこと満開の日に当たったようで、見事な桜並木になっておりました。
ここ、写真的に特筆すべきは
すぐ真横を京浜急行が通っているんですね。
いまや三浦半島の風物になってる河津桜ですが、実は歴史はそんなに古くなくて、植樹されたのは2000年頃のもの、ただ、京浜急行の赤い列車と同時に咲く河津桜は当たり前ですがここにしかありません。
赤い列車と河津桜のコントラストってのは、鉄っちゃんな私だけでなく、一般の人から見てもなかなか美しいもんでして、桜だけでなく(というか、実際は桜と一緒に植樹されたもうひとつの名物なんですが)沿線には桜に沿って菜の花も植えられておりまして
京浜急行、菜の花、河津桜が1キロに渡って並んで見られるわけです。
実は、これを一度にまとめて撮影できる有名な陸橋がありまして、鉄道撮る奴にはあまりにも有名なんですけども、有名すぎまして、この時期(この時期じゃなくても撮影する人はたいがいいるほどの場所でもあるので)は、ごらんの通り。
正直、それなりのウデの方が散々写真を撮ってる場所なので、あえて撮ろうって気にもなれないというか、そもそもいい場所取るには散歩がてらで行くような場所じゃないというか(笑)
ぷらぷら歩いて、三浦海岸駅まで戻りましたです。
三浦海岸駅も桜仕様。
三浦海岸の河津桜、三崎口駅まで乗り通して車内から見ると(100%やるかどうか分かりませんが)京急の車内で車掌さんから説明案内の放送もあります。
今が見ごろ。
ちょっとぷらっと行ってみるかなって方はぜひ。
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